①でカーナビと同じように地図が回転します。
②で地図と航空写真の切り替えができます。
このシステムの利用法としては、以下のようなものが考えられます。
災害救助支援
山奥で発生した災害現場に向かう救助隊が、移動局アンテナをヘルメットに装着し、センチメートル精度のナビを活用して捜索を開始。しかし、現場の地形が複雑で、位置情報だけでは正確な移動が難しい場合、本部が地図をリアルタイムで確認しながら、「もっとまっすぐ進め」「右へ移動」などの具体的な指示を送ることで、効率的な捜索活動を支援できる。
農業用自動運転システム
センチメートル精度の位置情報を活用し、トラクターやドローンの自動運転を支援。地図回転機能や航空写真切り替えにより、地形や作物の成長状況を詳細に把握しながら、最適なルートで作業を進めることが可能。
建設・測量業務の精密ナビゲーション
建設現場や測量現場では、正確な位置情報が求められる。リアルタイムで地図を回転しながら進行方向を把握し、航空写真を活用して地形の変化を確認することで、効率的な作業が可能になる。
アウトドアや登山の安全管理
登山者がセンチメートル精度のナビを持つことで、迷いやすいルートでも正確な位置情報を把握できる。さらに、救助隊や管理者がリアルタイムで登山者の位置を確認し、適切なルートを案内できるため、遭難のリスクを大幅に減らせる。
高精度ドローン運用
センチメートル精度のGPS情報を利用することで、ドローンによる空撮や測量、災害現場の偵察などをより正確に実施できる。地図と航空写真を切り替えながら、最適な飛行ルートを選択可能。
このように、センチメートル精度のナビを活用することで、さまざまな分野での精密な位置情報管理が可能になり、業務の効率化や安全性の向上に貢献できます。
動画は、移動している様子を自宅にあるPCでキャッチし、画面キャプチャしたものを36倍速に変換したものです。
また、RTKのマウントポイントはソフトバンクのリアルタイム・高精度測位サービス ichimillを利用しました。
