CLASはネット環境がなくても高精度な測位が可能ですが、私たちはその計測データをリアルタイムでWEBサーバーに送信し、速度や標高をグラフ化して可視化するシステムを開発しました。
これにより、遠隔地でもデータを即座に分析でき、活用の幅が大きく広がります。まだまだ可能性は無限大。今後の進化にもご期待ください!
Centimeter Level Augmentation Service & Real Time Kinematic
CLASはネット環境がなくても高精度な測位が可能ですが、私たちはその計測データをリアルタイムでWEBサーバーに送信し、速度や標高をグラフ化して可視化するシステムを開発しました。
これにより、遠隔地でもデータを即座に分析でき、活用の幅が大きく広がります。まだまだ可能性は無限大。今後の進化にもご期待ください!
(一部編集してあります)
■質問の内容
鹿児島県の与論島など一部の離島では、離島独自の平均海面からの高さが標高として成果に載っているのですか?
■国土地理院の回答
鹿児島県の与論島を含めた一部の離島につきましては、測量法第11条第1項第3号に基づき独自の平均海面を基準(0m)にして水準点や三角点などの標高(測量成果)を求めています。
該当の離島は、以下の一覧表を御参照ください。
https://www.gsi.go.jp/sokuchikijun/ritohyokogenten.html
なお令和7年4月に実施します全国標高成果改定により、一部の離島では基準面補正量が導入されることになるため、一覧表は見直し(変更)される予定です。
詳細につきましては以下のURLを御確認ください。
https://www.gsi.go.jp/sokuchikijun/hyoko2024rev.html#shikumi2
CLAS センチナビ USB版 / Bluetooth版を、年間ライセンス 11,000円(税込) で提供します(サーバー利用のため有料)。
RTK センチナビに比べると若干精度は劣りますが、NTT や SoftBank のマウントポイントが不要 で、手軽に利用できます。
USB版はスマホから電力供給されるため、モバイルバッテリー不要で運用可能です。
お申し込みはメール tanaka(a)clas.jp ( (a)を@に変えてください)または フォーム で。
測地成果2024のデータフォーマット変更について
測地成果2024では、データフォーマットが 「国土地理院独自」 のものから 「ISGフォーマット」 に変更されます。ISGフォーマットは、国際測地学協会(IAG)の 「国際ジオイド事業(International Service for the Geoid)」 が推奨する共通フォーマットです。また、「ジオイド2024 日本とその周辺」の 「ジオイドモデル」 では、フォーマットの変更に加え、 「北緯15度~50度・東経120度~160度の海域を含むデータ」 も追加されています。
Androidアプリへの影響と対応
新しいデータをそのまま読み込むと、動作が重くなり、リアルタイム解析が困難になることが予想されます。
そこで独自に データ圧縮 の方法を考えました。
ぎりぎりまで取り掛からない性格ですが(笑)、 4月1日の変更に無事間に合いました。
KabutoDynaEXEシリーズをお使いの方へ
ご利用の方は メール tanaka(a)clas.jp ( (a)を@に変えてください。)またはフォーム からお申し込みください.。
国土地理院は、全国の基準点の標高成果を令和7年4月1日に改定(測地成果2024)するとしています。詳しくは国土地理院のHPをご覧ください。
資料1:全国の標高成果の改定
これに伴い、ジオイド・モデルが更新されますが、データのフォーマットを国土地理院独自のものからISGフォーマットへ変更するそうです。ISGフォーマットは、国際測地学協会の国際ジオイド事業(International Service for the Geoid)が推奨する共通フォーマットだというこです。
そのため、KabutoDynaEXE の geoid.exe も ISG フォーマットを読み込めるように修正が必要になってきました。新しいバージョンは、令和7年3月31日までに KabutoDynaEXE をお使いのユーザーに公開する予定です。
静岡のユーザーがアプリをテストしてくれました。高速道路を時速120kmで走行し、私もPCでリアルタイムに状況を確認していました。トンネルに入ると一時的にデータが途切れますが、数秒後には再び接続されます。通常のRTKソフトでは、Float状態からFixに戻るのに数十秒から1分ほどかかることが多いですが、私のアプリ KabutoMLRTKW ならその心配はありません。RTK基準局には docomo のハンドオーバーを活用しており、そのおかげでスムーズな動作が実現できています。やはり、大手キャリアの技術力はすごいですね。
KabutoMLRTKW(RTKセンチナビ)の1年間ライセンスは 11,000円(税込) です。フォームかメール(tanaka(a)clas.jp)でお問い合わせください。”(a)” は “@” です。
テストに使用した 受信機:Ritto MGR-9P/Ri + Bluetoothユニット、アンテナ:u-blox ANN-MB2-00
まだ使い方が良くわかっていないのですが、Google の Jupyter Notebook はすごい。
AI と連携して、いろんなことができそうです。
これを知らないままあの世に逝くところでした(;^ω^)
CLAS(センチメートル級測位補強サービス)は、高精度な測位を実現する技術です。RTKほどの精度はありませんが、インターネット不要・基準点不要で単独測位が可能という大きな利点があります。
しかし、CLASで取得できる座標は今期座標のため、通常は国土地理院の計算サイトを利用し、インターネット環境下で元期座標に変換する必要があります。これでは、CLASのメリットを十分に活かせません。
そこで、現地で元期変換が可能なソフトウェア「KabutoDynaEXE」を開発しました。これにより、インターネット環境がなくても、リアルタイムで今期座標を元期座標に変換できます。
パソコンを持ち歩くのは不便なため、より携帯性に優れたスマートフォン向けのアプリ「Kabutoシリーズ」を開発しました。
Kabutoシリーズの特長
さらに、RTK版も開発しました。RTK版はインターネット接続が必要ですが、「docomo IoT 高精度GNSS位置情報サービス」に対応しており、より高精度な測位を実現できます。
・ インターネット不要
・ 基準局不要
・ PCを持ち歩く必要なし
・ 現場でデータをダウンロード
・ 今期座標を元期座標にリアルタイム変換
・ 公共測量座標系で出力
・ Googleマップに計測ポイントを表示
・ 基準点探し(逆打ち)機能
・ インターネット接続でセンチメートル精度のナビとして利用可能(Googleマップ、地理院地図、航空写真対応)
・ 簡単な操作で測位が可能
・ RTK測位にも対応
「Kabutoシリーズ」で、
スムーズで正確な測位を実現しましょう!
CLAS/RTKセンチナビの完成を記念して(^^)? 団地を4周してきました(;’∀’)
1本目:CLASセンチナビ+Google地図(大)
https://www.clas.jp/archive/CLASGoogleMaps.mp4
2本目:RTKセンチナビ+地理院航空写真
https://www.clas.jp/archive/RTKnaviGSIphoto.mp4
3本目:CLASセンチナビ+地理院地図
https://www.clas.jp/archive/CLASGsiMap.mp4
4本目:CLASセンチナビ+Google地図(地理院地図大)
https://www.clas.jp/archive/CLASGoogleMapsSmall.mp4
Android の負荷軽減のための改善
ユーザー全員にメールでお送りしました。
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