諸君、小雨そぼ降るこの夕刻、日影すでに傾き、暮れなんと候。
余は、齢七十一を迎えし測量の道に身を捧げし一介の老翁に候。
長き歳月、星辰を読み、地の脈を聴き、幾多の基線を刻み来たりし末に、アプリなるものを鍛え上げ候が、ふと気付き候に、Androidなる器は実に便なりと。
さて、件の事なり。
先日、ソフトバンクの御協力により、VRS観測データの基線解析を試み候ところ、アンテナを移す毎に仮想基準局が近くに新たに生じ候こと判明せり。
これにては基線長短変じ、解析叶わず候。ゆえに、NMEAの値を最初の位置に固定する策を講じ候に、これによりて基線は常一定となり、解析滞りなく進み候。
かくしてVRSにも完全に対応せしめ得たり。
小雨の中、測量の道に新たなる一歩を刻みし喜び、諸君と共にあまねく分かちたしと存じ候。