KabutoUBRTK を更新しました

USB接続RTKアプリ KabutoUBRTK が NTT のマウントポイントに対応しました。
CLASで受信機をご購入のユーザー様は、アプリを無料でお使いになれます。
9番か10番をインストールしてください。
USB を使わない方はインストール不要です。

docomo IoT 高精度 GNSS 位置情報サービスに対応しました

大晦日~元旦まで、孫と猫に遊ばれました(;^ω^)
それ以外は、焼酎を飲みながらパソコンと遊んでました。
そして、ついに、
「docomo IoT 高精度 GNSS 位置情報サービス」を使えるようになりました \(^o^)/

docomo のマウントポイントは、次の2つのタイプがあります。

1.サーバー側で移動局の位置に基づき、最寄りの基準点を自動で選択するマウントポイント
2.移動局から受信したい基準点を指定するマウントポイント

2.はそのままでつながりましたが、1.がなかなか難しいでした。
移動局からサーバーへ移動局の概略位置を送信する必要があり、その微妙なタイミング合わせに苦労しました。
終わってみれば、なぁ~んだ、ですが、おそらく200回以上はテストしたと思います。

ということで、このプログラムは「KabutoMRN」と名付けました。
docomo 基準局だけでなく、これまでの基準局も使えるようにしましたので、KabutoMLRTK、KabutoUBRTK の名前をそのまま使います。KabutoSLRTK はdocomo 基準局には対応していません。

一応、オリジナル受信機 Gogh、リットーのMGLR-9PC/Ri、MGLR-9PC/Ri-AO、MGLR-9PC/Ri-MLBT で動作します。
よろしくお願いします。

RTK アプリに[再接続]ボタンを付けました

RTK アプリの不具合か、Fix しにくい場所なのか分かりませんが、Fix が切れたまま、なかなか 復帰しない場合があります。
これまでは、アプリを再起動していましたが、パラメータファイルの読み込みやアンテナ高など入力するのは面倒なので、[再接続]ボタンを付けました。
便利になりました。

RTK 基準局の設定

RTK基準局の調子がおかしかったので、ラズベリーパイ4を外し、使わなくなったWin10 タブレットに取り替えました。
Win パソコンは更新があるとサーバーが止まるので、更新しない設定にしました。

手順は以下の通りです。備忘録として残しておきます。

【受信機 F9P の設定】
(1)u-centerに接続→COMを合わせる
   Baudrateは、230400
(2)View → Configuration View → Msg
NAV-SAT, NAV-PVT, RXM-RAWX, RXM-SFRBX を選択して
   USB にそれぞれチェックを入れる
  (Send ボタンを忘れないように)
(3)NMEA → High precision mode にチェックを入れる
(4)CFG → Save current configuration → Device を全て選択して Send

【RTKLIB(rtklib_b34d) の strsvr.exe を起動する】
(1)Input Serial Port、Bitrate を設定
(2)Output Ntrip Server でサーバーの接続情報を入れる
(3)Output の Conv ボタンをクリックして Conversion from ubx-raw to RTCM 3 にチェック
(4)Message Types に、(https://www.n-survey.com/ を参考にしました) 
1005(10),1019(1),1020(2),1042(2),1044(2),1046(1),1077(1),1087(1),1097(1),1117(1),1127(1),1230(1)
を入れて OK ボタンをクリック
(5)Option ボタンを押して、Station ID にチェックを入れ、 Lat/Lon/Height に、緯度 経度 楕円体高 を入れる
(6)他はそのままにして OK ボタンをクリック
(7)Start ボタンをクリック
(設定完了 RTCM3 配信開始)

CLAS アプリを更新しました

全ての Android CLAS アプリBluetooth 接続の RTK アプリに、簡易ローカライゼーション機能を付けました。

また、Bluetooth接続 CLAS と RTK アプリ に簡易ローカライゼーション機能リアルタイム XYH 座標データファイル保存機能を追加した新アプリをKabutoMLKJMKabutoMLRTKKJM を公開します。
ただし、データ量が多くなりますので、内部ストレージがパンクしないように注意してください。

CLAS アプリの長時間稼働テスト

現場の作業に耐えられるか、CLAS アプリを 12時間41分30秒 連続稼働してみました。

受信機:リットー 車載用受信機 MGLR-9PC/Ri-MLBT (アダプターで電源供給)
Android タブレット:Fire HD (第10世代) 内部ストレージ 26.59 GB
ディスプレイ:30分経過後OFFに設定(これ以上長く設定できない)

その結果、

log (1秒ごとに GNGGA GNRMC を保存):7.036 GB 
kjm (1秒ごとに元期XYHに変換して、時刻 X Y H Fix状態 を保存):1.875 GB
タブレットのバッテリー:100%→69%になっていました。

まだまだ行けそうですが、現場は暑い、寒い、で大変ですからね~(;’∀’)

RTK ローカライゼーションができました

Bluetooth RTK (KabutoMLRTK)の簡易ローカライゼーションができました。

これで、 VRS と座標がずれていてもぴったんこ合わせられるようになりました。
CLASもこの前作りましたので、最強?です !(^^)!

納入実績:公共団体、外郭団体、大学、建設コンサルタントなど
よろしく願いします m(__)m