拝啓 この度、友より賜りしTallysmanのアンテナ、実に恐るべき出来栄えにござる。
されば三つのアンテナを、江戸の測量師の如く丹念に比較いたしたる結果、次の如く相なりましたる。
まず結論より申し上げん。
Tallysman > China製 > Hemisphere(やや劣る)
特に垂直精度の差は、まるで富士の裾野と谷底ほどの開きあり。驚くべきことにござる。
各アンテナの成績を、丁寧に記すでござる。
① China製アンテナ
平均水平精度:6.13 mm
平均垂直精度:6.89 mm
最大垂直:7.68 mm 全体として「なかなか良く出来ておる」と申せましょう。
三級測量には十分、 四級など余裕でござる。
まあ、普通に良い子でござるな。
② Hemisphere
平均水平精度:7.06 mm
平均垂直精度:7.63 mm
最大垂直:9.84 mm 水平はまずまずでござるが、垂直にややばらつきが見え申す。
高さ(標高)を測る仕事では、少し気をつけねばならぬようで。
「使えるには使えるが、信頼は一段落ちる」といったところか。
まあ、測量爺も若い頃はこんなものだったのかもしれぬ。
③ Tallysman
平均水平精度:5.34 mm
平均垂直精度:1.94 mm
最大垂直:2.06 mm ……これは、別格でござる。
水平は既に頂点を極め、垂直に至ってはまさに別次元。
垂直精度2mm前後とは、まるで天の測量をいたすかのごとし。
基準点測量の仕事でも、胸を張って持ち出せる出来栄えにござる。
友よりこのような素晴らしい品を頂戴し、測量の道がまた一段と広がったるを、心より嬉しく思うております。
Tallysmanよ、汝はまことに測量爺の心を震わせる名品なり。
測量の神様も、きっと微笑んでおられるでありましょう。
敬具
