されば先週の金曜日(2026年5月22日)、薩摩の鹿児島なる地にて、株式会社建設技術コンサルタンツという立派な屋敷において、GNSSと申す現代の星測りの術について講義仕り候。
しかしながらそのGNSSの儀は、ほどほどに適当に流し置き(正直、皆も聞きたがっておらなんだゆえ)、出来立てほやほやの熱々リットー受信機と、これまた蒸したての我が自家製アプリを、まるで新作スイーツのごとく自慢げに並べ立て申した。
一年半ぶりの講壇に上がったゆえ、老骨はすっかり電池切れ、腰は「もう勘弁してくれ」と悲鳴を上げ、肩は凝り固まってGPS補正が必要な有様でござった。
されど幸い、かつての教え子どもが数名、顔を揃えておった故、心のWi-Fiが急にフルバーになり、Zoom疲れなど微塵も感じず、まるで江戸の書斎で星を眺めつつ地図を描くがごとき、至福の時間となり申した。
教え子というものは、まことに老いたる測量家の「パワーサプライ」なり。
現代の若者ども、ありがたやありがたや。
