F9Pの設定がAndroid + USBで可能になりました。
CLASおよびRittoで受信機を購入された方には無料で提供いたします。
それ以外のF9P受信機をご利用の方には、有料(1,000円)でカスタマイズ版を販売します。ご希望の方はお申し付けください。
画像は USB 版です。

Centimeter Level Augmentation Service & Real Time Kinematic
F9Pの設定がAndroid + USBで可能になりました。
CLASおよびRittoで受信機を購入された方には無料で提供いたします。
それ以外のF9P受信機をご利用の方には、有料(1,000円)でカスタマイズ版を販売します。ご希望の方はお申し付けください。
画像は USB 版です。
F9P の設定は、通常 u-center で行いますが、書き込みボタンを押さなかったりすると、設定が上手くいかないことがあります。
そこで、アンドロイドスマホで、移動局の設定を簡単にできるようにしました。
今のところ、間違いなく設定されているようです。
画像は Bluetooth 版です。
私の中華製アンドロイドスマホは、(最長にしても)一定時間経つと画面がスリープ(※)します。
裏で?アプリは動いていますが、Ntrip サーバーとの通信が切断される時があるようです。
充電しながら稼働させるとスリープしませんが、過充電になりそうなのでプログラムで画面をスリープさせないようにしました。
Amazon のFire タブレットで12時間稼働させてみましたが、Fixしたままでした。
(※)他に設定の方法があるかも知れません。
KabutoMLRTK + リットー車載型受信機MGLR-9PC/Ri-MLBTで、大手キャリア2社のRTKハンドオーバーをお借りして動作確認を行いました。
鹿児島県姶良市から指宿市までの区間約80㎞の道のりを、行きはA社、帰りはB社のマウントポイントを使わせていただきました。
途中、A社、B社とも一時的にFloatになることが数回ありましたが、自動的に接続が復旧しました。
自動運転の実用化がいよいよ現実味を帯びてきた感じです。
A社
B社
先ほど、鹿児島県姶良市で地震がありました。
震度は4でした。
偶然のタイミングではありますが、作成中だったアプリが完成しました。
これまで、受信機を静止状態で観測する場合と車載状態で観測する場合には、モードをパソコンで切り替える必要がありました。
今回、この操作をAndroidアプリで行えるようにしました。
外国の方から、「RTKLIBをAndroidに移植したのならシェアしてほしい」という内容のメールをいただきました。しかし、私が開発したのはRTKLIBを移植したものではなく、完全に私のオリジナルのアプリです。
実は以前、RTKLIBの一部の機能(ratio)を使えないか試したこともありました。しかし、RTKLIBはC言語で書かれており、Androidの開発言語であるJavaとは異なるため、プログラムが複雑になり、アプリも重くなってしまう問題がありました。そのため、途中で断念しました。
現在のところ、このアプリのソースコードを公開する予定はありません。また、このアプリは「Playストア」にも公開しておらず、いわゆる野良アプリです。さらに、対応する受信機もリットー製と、CLASのオリジナルGoghに限定されています。
何卒ご理解いただけますようお願いいたします。
I received an email from someone abroad asking, “If you have ported RTKLIB to Android, could you share it with me?” However, the application I developed is not a port of RTKLIB; it is entirely my original creation.
To be honest, I did attempt to use part of RTKLIB’s functionality (specifically, the ratio feature) in the past. However, since RTKLIB is written in C, which is different from Android’s development language, Java, the program became overly complex, and the app itself became heavy. As a result, I decided to abandon the attempt midway.
At this time, I do not plan to release the source code for the app. Additionally, the app is not published on the Play Store and is what is commonly referred to as a “non-official” app. Moreover, it only works with specific receivers, namely those from Ritto and the original Gogh for CLAS.
I kindly ask for your understanding.
昨年の4月から、Androidで「CLAS」と「RTK」という高精度測位のアプリを開発してきました。興味がない方には「何をやってるんだろう?」と思われるかもしれませんが、簡単にご説明します!
CLASとは?
「CLAS」は、日本の測地衛星「みちびき」が送る補正情報を使って、衛星からの位置情報をより正確にする技術です。
例えば、普通のGNSS(アメリカのGPSや日本のQZSSなど)だけでは、位置が数メートルずれることがあります。でも、CLAS対応の受信機を使うと、誤差が数センチまで小さくなります!これには、u-blox社の「F9P」という受信機と「D9C」という補正情報を受け取る装置が必要です。
RTKとは?
一方、「RTK」という技術では、さらに高精度な測位が可能です。
これには、基準となる固定局(基準局)が必要で、基準局が受け取った衛星情報をもとに補正データを作り、それを移動局にネット回線を通じて送信します。この補正データを使うことで、測量レベルの精度が得られます。ただし、基準局が近くに必要だったり、ネット回線が必要だったりします。
アプリの特徴
私の開発したアプリは、この「CLAS」と「RTK」の両方に対応しています。特に、RTKのアプリはWindows向けの「RTKLIB」という有名なアプリがあるのですが、Android向けにはまだ少なく、あえて挑戦しました!
開発中には、基準局と移動局を連携させる部分で数日間悩むこともありましたが、無事に完成。現在では、docomoやSoftBankの基準局にも対応できています。
今後も、受信機や技術の進化に合わせて改良を続けていきます。興味がある方はぜひ試してみてください!応援よろしくお願いします😊
Fix が切れたとき、自動復帰するように改良 KabutoMLRTK、KabutoUBRTK
NTT SoftBank のマウンのポイントに対応 KabutoMLRTK、KabutoUBRTK
XYH 1秒ごとの平面直角座標を出力するアプリを開発 KabutoMLRKJ、KabutoUBRKJ
RTK をご使用になられない方は更新不要です。
鹿児島は昨日ほどは寒くありません。
RTKアプリのテスト観測のために、車載型の受信機 MGLR-9PC/Ri-MLBT を担いで、団地を1周してきました。運動になります。
マウントポイントは、docomoとSoftBankのトライアルマウントポイントです。
全周にわたりFixしっぱなしは生まれて初めて \(^o^)/
さすが、docomo、SoftBank、受信機メーカー リットー、そしてマイアプリ !(^^)!
docomo に続いて、SoftBank の全てのマウントポイントに対応しました。
KabutoMLRTK と KabutoUBRTK です。
docomo や SoftBank のサービスを使わない方はインストールの必要はありません。